事務所創立40周年を迎えて
城北法律事務所は、1965年に「池袋合同法律事務所」名で開設され、その後「青柳盛雄法律事務所」となり、1970年から現在の事務所名になり、昨年創立40周年を向えることができました。創立40周年を記念して連続憲法講座を計9回実施し、最終回の「憲法集会」には約800名の参加をいただき、所員一同心から感謝しております。
事務所は、次の節目である創立50周年に向け、弁護士法1条にある「基本的人権の擁護と社会正義の実現」という理念を基本にすえ、同時に、日本国憲法の民主主義、平和主義の実現に向けて引き続き力を尽くす所存でおります。また、依頼者の皆さまの権利実現のために、誠実に弁護活動を行う決意でもあります。
昨年、自由民主党の「新憲法改正草案」が提案されました。それは、憲法が本来、国家を縛る法であること(立憲主義)を全面的に否定するものであり、また、憲法の恒久平和主義をも否定する内容にもなっております。私たちは、当然のことながら、このような「改正草案」を容認することはできません。そして、このような策動のみならず、日本国憲法の理念を否定する憲法「改悪」には、断固として反対していくべきであると考えております。
皆さまの一層のお力添えを心からお願い申し上げます。
*「憲法改悪に反対し、9条を守り、平和のために生かすことを求めます」の署名にご協力をお願いいたします。
和やかにはずんだ懇談
創立40周年記念 地域懇談会を開催
創立40周年を記念して、9月22日に池袋のリビエラ「ガーデンヴィラ」にて100人程の懇親会を開いた。
地域の顧問先諸団体の皆様を中心に、出張相談や顧客紹介、様々な協力関係に感謝し、支え合いの一層の広がりと発展をめざしたもの。若手所員のお披露目と率直な交流が期待された。
大川原弁護士は、挨拶で事務所の業務実態を具体的に紹介。24箇所の出張相談日と事務所での相談は、年間約1500件。担当事件は年間約700件で、都内弁護士平均の2倍以上。関与案件で年に数千人の関係者と接する。地域に根ざし、広い視野で広範な課題に取組めるのも、各人の思いと所内討議、所外の支えの賜物。事務所の陣容も財政基盤も更に拡大強化を図り、多様なニーズに応え「池袋に城北あり」のブランド力に磨きをかけたい、と熱い思いを語った。10人のテーブル別に地域担当者が自己アピール。初お目見えの所員紹介映像は、弁護士の多様な仕事ぶりを楽しく平易に編集した松田弁護士の力作。その巧みな語り口は大いに会場を沸かせた。サックスとピアノ演奏は会場のムードを盛り上げ、けっこうなお酒も入り、膝を交えた懇親は時間不足。今後の日常的な交流の実践が期待された。ホテルの立食祝賀パーティーに代えて立案された集いは、今後も更に多様に工夫し、顧問企業の集いや地域ごと、各種セミナー等に継続したい。憲法集会の力強い宣伝にもなった。