城北法律事務所 ニュース No.65(2012.1.1)
目次
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- 1 薬害イレッサ訴訟 高裁で不当判決
- 2 B型肝炎訴訟 和解手続が始まりました
- 3 ライブドア集団訴訟 東京高裁で逆転全面勝訴
- 4 薬害イレッサ事件を通して がん患者が大切にされる医療を願って
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- 1 弁護士登録30年 まだまだ大変です
- 2 ラリパレに参加して 反原発の思いあらたに
- 3 原発再稼働の何が問題か 巨大地震とストレステスト
- 4 はじめての2つ MRI検査とハワイ
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- 1 本場中国の味をご賞味ください
- 2 大きくなったら
- 3 自由法曹団記念映像を制作して
- 4 弁護士との信頼関係
- 5 1日1日を大事に
- 6 弁護士岡村香里退所挨拶 お世話になりました
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- 1 離婚問題〜親権者の争いがある場合
- 2 明渡し問題賃借人が賃料を払ってくれない、どうしたら?
- 3 借地での建替承諾料を払えば可能です
- 4 ある少年事件から失敗してもやり直すことの大切さ
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- 1 さよなら原発東京北部ラリー&パレード原発をなくそう
- 2 原発事故と自然エネルギー
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- 1 2011年9月16日の事務所セミナーから法律相談 ◆ 相続
- 2 2011年7月12日の事務所セミナーから 法律相談 ◆ 債権回収
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- 1 震災ボランティアはまだまだ必要です〜石巻・女川の状況〜
- 2 「流れを変えよう 9.11と3.11 そして—」自由法曹団が90周年
- 3 事務局長退任 飯田良哉
- 4 事務局長就任 宮脇秀行
- 5 署名協力のお礼
本場中国の味をご賞味ください
弁護士 松田耕平
私が弁護団の一員として携わっていた中国「残留孤児」国家賠償請求訴訟をきっかけに設立された「NPO法人日中友好・中国帰国者の会」は、現在も活発な活動を展開しています。私も同法人の理事の一人に就任していますが、今回は活動の一つである「もちもち水餃子」販売のご紹介を。
これまでの事務所ニュースでも何度か紹介しましたが、中国「残留孤児」の皆さんは日本人として生まれながら終戦の混乱により中国に取り残され、長年にわたり中国で過酷な生活を送ってきました。この過酷な体験で培った餃子作製の技術を、日中友好への貢献のための活動に活かすべく、水餃子の製造販売を開始しました。味は本場中国のものですので格別です。興味のある方は下記まで。
(「餃子工房」電話:03-3835-9358)
※ 通販も可能です。
大きくなったら
弁護士 茨木智子
ある日、外で食事をしていた時、私の後ろの方にあるテーブルから話し声が聞こえてきました。
どうやらご家族で、小さなお子さんたちがいるようです。声から想像すると幼稚園くらいでしょうか。そんな子どもたちに「大きくなったら何になりたい?」と親が尋ねます。すると、あどけない女の子の声が響きました。
「大きくなったら透明人間になるの」
透明人間。不意打ちで、思わず笑ってしまいました。
いったいどこで覚えたのでしょう。子どもはときどき不思議ですね。
すっかり大きくなってしまった私は、せめてこれ以上は横に大きくなりませんように…と必死で祈っています
みな様にとって健やかで明るい一年になりますように。本年もよろしくお願いいたします。
自由法曹団記念映像を制作して
弁護士 大山勇一
昨年10月に行なわれた自由法曹団設立90周年記念式典で上映するビデオレターの制作を担当した。北は北海道、南は沖縄の団員を含む総勢25名もの方々にインタビューを行い、この10年の活動を象徴する写真・動画を集め約30分にまとめた。米軍基地、公害・薬害、非正規労働、貧困、冤罪再審、女性差別、そして東日本大震災と原発問題など数多くの課題に取り組む団員の言葉は重い。
裁判原告の方々が団員と熱い信頼関係で結ばれていること、各界の著名人も自由法曹団に期待していることも伝えることができた。個人的には、カメラ撮影の技法、映像の切り貼りなど縁のなかった分野にも接することができたのも収穫だ。この映像はYouTubeにアップし、自由法曹団のウエブサイトにリンクさせる予定。撮影にご協力いただいた皆さんにこの場を借りてお礼を申し上げる。
弁護士との信頼関係
弁護士 大八木 葉子
「ある弁護士に依頼しているんですが、怒られそうで○○の話はしていません。大丈夫でしょうか」−このようなご相談を受けることがあります。
弁護士は、依頼者の方からお聞きした多くの事実の中から事件解決に必要な事実を選びますので、自ら話の内容を制限しない方がいいと思います。
代理人である弁護士が事実を把握することが大切であり、弁護士も事実を知りたがっていると思います。
ご自身の大事な事件について依頼されているのですから、弁護士とよく話された方がいいと思います。限られた時間にうまく話をする自信がないのであれば、あらかじめ作成したメモを使用してもいいですし、近い時期に次の打ち合わせを入れてもいいと思います。
弁護士も依頼者の方といい信頼関係を作りたいと考えています。
1日1日を大事に
弁護士 小林 幹治
昨年は「想定外」という言葉を何度も聞かされました。起こってしまった後では想定内でもあったという地震、津波、そして原発事故。これから何十年も人が住めなくなるのではないかと思われる「想定外」の年も暮れました。
年末には、一緒に入所した方の訃報に接しました。元気な方だったので、これも想定外のことでした。考えれば私が現在まで頑張っていることも、若い頃想定していたことからいえば、想定外のことですが、みな根拠のない無知や願望によるものかもしれません。
昨年も4月から6月にかけて、また入院ということになってしまいましたが、何とか無事に年を越しました。
毎年のことですが、今年も1日1日を大事に使って過ごしたいと思っています。
弁護士岡村香里退所挨拶 お世話になりました
弁護士 岡村香里
昨年末をもちまして城北法律事務所を退所いたしました。結婚以降、群馬より新幹線通勤をしておりましたが、昨年出産し、育児との両立を考え、群馬県の法律事務所に移籍することとなりました。
わずか4年間ではありましたが、在籍中は多くの依頼者のみな様とご縁ができ、充実した活動を行うことができました。本当にありがとうございました。
本年1月1日より、以下の事務所にて勤務しております。群馬県のお知り合いでお困りの方がいれば、一声おかけいただければと思います。
〒370−0067群馬県高崎市請地町11番地6
たかさき法律事務所
電話027−325−9123
またどこかでみな様にお会いできる日を楽しみにしております。